はじめに
「GRスープラって、普段使いできるのかな…?」この記事にたどり着いたあなたは、きっとそんな不安を抱えているはずです。見た目も走りも抜群にカッコいいスポーツカーですが、いざ通勤や買い物といった日常で使おうとすると、少し気になるポイントが出てくるんですよね。
この記事では、GRスープラを街乗りで使ったときに感じやすい不満点や後悔ポイントを、7つに分けてわかりやすく解説します。もちろん、魅力の大きい車だからこそ「知らないまま買って後悔してほしくない」…そんな思いでまとめています。
また、スポーツカー全体の普段使いに関する視点も知っておきたい方は、以下の記事もとても参考になりますよ。
GRスープラを「本当に日常で乗れるのか?」と迷っている人、そして買って後悔したくない人に向けて、優しく、ちょっとだけ本音も交えながら案内していきますね。それではさっそく見ていきましょう!
① 収納スペースと積載性の不足
GRスープラを普段使いして、まず多くの人が戸惑うのが収納の少なさです。正直に言うと、「置き場がない…」と感じる場面はかなり多め。
車内の収納は、実質グローブボックスがメイン。ドアポケットはペットボトルを立てて置ける形状ではなく、センター周りにも気軽に小物を置けるスペースがほとんどありません。スマホ、財布、サングラス、ティッシュ…と、普段は当たり前に置いている物たちの“居場所”に悩むんです。
トランク容量は約290Lと数値だけ見れば少なくありません。ただし、開口部が狭く、奥行きが深い形状なので、大きな荷物や四角い箱物はかなり入れづらい印象。買い物帰りに「思ったより積めない…」と感じる人も多いですね。
さらに地味に不便なのが、外側にトランクオープナーがない点。荷物を両手に持った状態だと、キーを取り出すか車内ボタンを押す必要があり、日常使いでは小さなストレスが積み重なります。
とはいえ、こうした収納問題は後付けアイテムでかなり改善できるのも事実です。実際にGRスープラ乗りから評判がいいのが、次のような多機能コンソール系アイテム。
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収納・ティッシュ・ゴミ箱を一気にカバーできるので、「普段使いの不便さ」を一番実感しやすいポイントから、しっかり対策できますよ。

それでも、「そもそも収納を重視する車じゃない」という割り切りは必要です。GRスープラは、実用性よりも走りとデザインを優先したクルマ。その前提を理解しておかないと、後悔につながりやすいポイントでもあります。
② 視界の悪さと死角の多さ
GRスープラを街中で走らせていると、次に気になりやすいのが視界のクセです。これはもう、乗った瞬間に「おっ…?」と感じる人が多いポイントですね。
理由はとてもシンプルで、GRスープラはロー&ワイドなスタイリングを最優先して設計されているから。着座位置が低く、フロントガラスの位置も寝ているため、一般的な乗用車と同じ感覚で運転すると視界のギャップに戸惑います。
特に気になるのが斜め後方の視界。太めのリアピラーと小さなリアウインドウの影響で、車線変更や合流時には想像以上に死角が多いです。慣れるまでは「本当に後ろ大丈夫かな?」と不安になることも。
もちろん、ブラインドスポットモニターなどの安全装備は用意されています。ただ、街乗りでは歩行者・自転車・バイクが入り乱れる場面も多く、電子装備に頼りきりになる運転スタイルが合わない人にはストレスになりやすいですね。
とくに狭い住宅街や立体駐車場では、周囲の状況を把握するために首を大きく動かす・何度も確認する必要があります。毎日の通勤や買い物でこれを繰り返すと、じわじわ疲れてくるのも正直なところ。

この視界のクセは、時間とともに慣れてはいきます。ただし、「運転が楽」「気を使わずに走れる」というタイプの車ではありません。街乗りメインで使うなら、この緊張感が日常になるという点は、しっかり理解しておきたいですね。
③ 乗り降りのしにくさ(乗降性)
GRスープラを日常で使ってみると、意外と見落とされがちなのが乗り降りのしにくさです。スポーツカーらしい低いフォルムは魅力的ですが、その分、日常動作にはそれなりの覚悟が必要になります。
まず、着座位置がかなり低め。シートに「腰を落とす」というより、体を沈めていく感覚に近いですね。さらにドアが長く設計されているため、狭い駐車場ではドアを大きく開けられず、体をひねりながら乗り降りする場面も増えます。
もうひとつ地味に効いてくるのが、サイドシルの太さ。乗り込む際はしっかりまたぐ必要があり、スーツやタイトな服装だと動きにくさを感じやすいです。雨の日や荷物を持っているときは、なおさら大変ですね。
これがたまのドライブなら「まあスポーツカーだし」で済むのですが、通勤や買い物などで一日に何度も乗り降りするとなると、身体への負担は確実に積み重なります。
もちろん、これも慣れの要素はあります。ただし、慣れても楽にはならないというのが正直なところ。乗降性に関しては、最後まで「スポーツカーだなぁ」と感じ続ける部分です。

毎日の足として使うなら、「多少の不便さも受け入れられるかどうか」。ここが、GRスープラを普段使いして後悔するかどうかの分かれ道になりやすいポイントですね。
④ 窓を開けた際の激しい風の巻き込み(バフェッティング)
GRスープラを街乗りしていて、「え、なにこれ…?」と驚きやすいのが、窓を少し開けたときの風の巻き込みです。特にスピードを出していなくても、不快な振動と音が一気に出てきます。
目安としては、時速50〜60km前後。窓を開けた瞬間に「バババッ」という低い音と空気の振動が発生し、会話や音楽どころではなくなることも。初めて体験すると、故障を疑う人もいるくらいインパクトがあります。
これはGRスープラの空力設計が原因です。ロー&ワイドなボディ形状と、キャビン周りの気流の関係で、窓を開けると空気がうまく逃げず、室内に周期的な圧力変化が入り込んでしまうんですね。
夏場に窓を開けて走りたい人や、ちょっとした街乗りで外の空気を感じたい人にとっては、これはかなりのストレス要因。結果的に「エアコン前提の車」になりがちです。
対策としては、社外のアンチバフェッティング対策パーツを装着する方法があります。完全にゼロにはできませんが、体感レベルでかなり改善するケースも多く、「我慢できる範囲」まで抑えられることがほとんどです。

とはいえ、これもスポーツカーならではの個性。快適性よりも空力性能を優先した結果なので、「窓を開けてのんびり走る車」ではない、という点はしっかり理解しておきたいところですね。
⑤ MT車における操作系の配置(ドリンクホルダーとの干渉)
GRスープラのMT車を選んだ人が、街乗りで意外と困りやすいのがドリンクホルダーの位置です。走りに集中できるレイアウトではあるのですが、日常使いでは少しクセがあります。
センターコンソールのドリンクホルダーは、シフトレバーのすぐ後ろに配置されています。そのため、飲み物を置いた状態でシフト操作をすると、肘や腕がカップに当たる場面が出てきます。
これが特に気になるのが、渋滞時や信号の多い街中。シフトチェンジの回数が増えるほど、操作のたびに「あ、当たる…」という小さなストレスが積み重なっていきます。
正直なところ、純正状態では「ドリンクホルダーはあくまで補助的」という扱いに近く、普段使いを前提にした配置とは言いづらいですね。
そこで役立つのが、後付けタイプのドリンクホルダーです。エアコン吹き出し口などに設置することで、シフト操作との干渉を避けられ、街乗りでの快適性が一気に上がります。
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こうした小さな不満点も、対策を知っているかどうかで印象は大きく変わります。MTの楽しさをしっかり味わうためにも、街乗りでの使い勝手はうまく補ってあげたいですね。
⑥ 電子制御・インフォテインメントの細かな制約
GRスープラを普段使いしていると、走りとは直接関係ない部分で「あ、ちょっと面倒だな…」と感じる場面も出てきます。その代表例が、電子制御やインフォテインメント周りの細かな仕様です。
まずよく挙がるのが、Apple CarPlayが全画面表示に対応していない点。ナビや音楽操作自体は問題ないものの、画面の一部だけが使われるため、視認性や没入感の面では少し物足りなさを感じます。
次に、アイドリングストップ機能。これはエンジンを切るたびに毎回ONに戻る仕様なので、不要だと感じる人は、乗るたびに手動でOFF操作が必要になります。たった一手間ですが、毎日乗ると地味に気になるポイントです。
エアコン操作も、左右独立温度調整を同期させる専用ボタンがなく、設定変更にワンクッション入る作り。走行中に操作しようとすると、「もう少しシンプルなら…」と思うこともあります。
これらは致命的な欠点ではありません。ただ、GRスープラは走りの完成度が非常に高い分、こうした日常操作の「惜しい部分」が余計に目立ちやすいんですね。

最新の国産車に慣れている人ほど、「便利さ」や「直感的な操作性」を無意識に期待してしまいがちです。GRスープラを普段使いするなら、こうした細かな制約も含めて、クルマのキャラクターとして受け入れられるかどうかがポイントになります。
⑦ 維持費とメンテナンスの専門性
GRスープラを普段使いするうえで、最後にしっかり理解しておきたいのが維持費とメンテナンス面の現実です。走りの性能が高い分、どうしても一般的な乗用車よりコストはかかります。
まず燃料はハイオク指定。街乗り中心だと燃費が大きく伸びるタイプではないため、通勤や買い物で日常的に使うほど、ガソリン代はじわじわ効いてきます。
さらに、タイヤやブレーキといった消耗品もスポーツカー基準。特に純正サイズのタイヤは高価で、街乗りメインでも減りが早いと感じる人は少なくありません。「まだ溝あると思ってたのに…」と驚くケースもあります。
メンテナンス面で特徴的なのが、エンジンに物理的なオイルレベルゲージがない点です。オイル量の確認は車載コンピュータによる電子測定が基本となり、DIY派の人にとっては少し不親切に感じるかもしれません。
こうした維持費のリアルや、グレードごとの年間コストについては、以下の記事でかなり詳しくまとめています。購入前には一度チェックしておくのがおすすめです。

GRスープラは「安く・気軽に乗る車」ではありません。ただし、その分、得られる走行性能や所有満足度は別格です。コスト面を理解したうえで選べば、後悔ではなく納得の覚悟に変わっていきますよ。
まとめ
GRスープラは、走り・デザイン・所有感という点では、間違いなくトップクラスの満足度を味わえるスポーツカーです。ただし、普段使いという視点で見ると、「誰にでも快適」とは言い切れないのも正直なところ。
今回紹介してきたように、収納の少なさ、視界のクセ、乗り降りの大変さ、街乗り特有の細かな不便さは、日常で使うほど積み重なっていきます。これらを知らずに購入すると、「思っていたより不便だった…」と後悔につながりやすいです。
一方で、これらの不満点を理解したうえで選んでいる人は、GRスープラに対して非常に高い満足感を持っています。理由はシンプルで、不便さも含めて「スポーツカーらしさ」として受け入れているからなんですね。
個人的な感覚で言うと、GRスープラはメインカーよりもセカンドカー運用との相性が抜群です。毎日の足は別にあって、「今日はスープラで走ろう」とキーを握る。そのくらいの距離感が、一番幸せな付き合い方だと感じます。
もしあなたが、「実用性も快適性も完璧な車」を求めているなら、GRスープラは少し違うかもしれません。でも、「多少の不便さより、走る楽しさを優先したい」と思えるなら、これほど心を満たしてくれる車はなかなかありません。
スポーツカー全般で後悔しやすいポイントについては、こちらの記事もとても参考になります。
GRスープラを選ぶかどうか。その答えは、「不便さをどう捉えるか」で決まります。あなた自身のライフスタイルと照らし合わせながら、後悔のない選択をしてくださいね。
参考文献
- GRスープラを1年間所有して感じた不満点まとめ(個人ブログ)
- 価格.com|トヨタ GRスープラ ユーザーレビュー
- トヨタ GRスープラは後悔する?購入者のリアルな声まとめ
- Yahoo!カービュー|GRスープラ ユーザーレビュー詳細
- Reddit|9 months daily driving my MK5 Supra – the good & the bad
- みんカラ|GRスープラ オーナーレビュー
- Wikipedia|Toyota GR Supra
よくある質問
- QGRスープラは通勤や買い物など、普段使いできますか?
- A
結論から言うと、普段使いは「可能」ですが「快適」とは限りません。通勤や買い物に使えないわけではありませんが、収納の少なさや視界のクセ、乗り降りのしにくさなど、日常向けとは言いづらい部分が多いです。距離が短い通勤や週末中心の使用であれば許容しやすいですが、毎日ガッツリ使う場合は覚悟が必要ですね。
- QGRスープラをメインカーとして使うのは無謀でしょうか?
- A
無謀とまでは言いませんが、向き・不向きはかなり分かれます。単身で荷物が少なく、運転そのものを楽しみたい人ならメインカーとして成立します。一方で、家族がいる、荷物をよく積む、楽さを重視したいという場合は、セカンドカーとしての運用のほうが満足度は高くなりやすいです。
- Q普段使いで後悔しないために、購入前に確認すべきことは?
- A
一番大切なのは、「実用性をどこまで許容できるか」を自分の中で整理することです。試乗の際は、走りだけでなく、駐車場での乗り降り、視界、収納の使い勝手なども必ずチェックしましょう。また、維持費や街乗りでの使い勝手を理解したうえで選れば、「想像と違った…」という後悔はかなり防げます。




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