こんにちは。今日はスポーツカー乗りなら一度は気になる、ちょっと“答えが出にくい”テーマについてお話しします。それが…「bremboって本当に必要なの?」という疑問です。
街中でも高速でも、赤いキャリパーがちらっと見えるとテンションが上がりますよね。でも、実際のところ純正ブレーキと比べてどれくらい違うのか、街乗りレベルでも体感できるのか…モヤッとしている方も多いはず。
そこでこの記事では、ブレンボの特徴や純正との違いをわかりやすく解説しながら、街乗り・ワインディング・サーキットという3つのシーン別に「本当に必要かどうか」を丁寧にお伝えしていきます。
さらに、ブレンボキャリパーに交換する前にできる「費用対効果の高いアップグレード」も紹介しますので、無駄なく賢く愛車をパワーアップしたい方にもぴったりです。
それでは、ブレンボの“リアルな実力”を一緒に見ていきましょう!
bremboとは?なぜスポーツカーで人気なのか
ブレンボは、世界中のメーカーが採用するイタリアのブレーキ専門ブランドです。フェラーリやランボルギーニのようなスーパーカーから、GRヤリス・シビックタイプRなどの国産スポーツまで、幅広い車種に純正採用されています。
「赤いキャリパーのイメージが強い」という方もいるかもしれませんが、実は見た目だけでなく性能・耐久性・安定性の評価が世界トップクラスなんです。

ブレンボが人気な理由は主に3つあります。
- ① 連続ブレーキでも効きが落ちにくい耐フェード性能
ブレーキは熱を持つと効きが悪くなりますが、ブレンボは高温でも安定して制動力を保ちやすい構造になっています。 - ② 剛性の高いキャリパーによるペダルフィールの良さ
ブレーキを踏んだ力が素早く伝わり、コントロールしやすいのが特徴。とくにワインディングなどで差が出ます。 - ③ 純正採用されるほどの信頼性
世界基準の品質で、スポーツ走行にも街乗りにも使える安心感があります。

このようにブレンボは、単なるカスタムブランドではなく「性能と信頼性の両立で選ばれるブレーキメーカー」として確固たる地位を持っています。
純正ブレーキとの違い
ブレンボが優れていると言われても、実際に純正と何が違うのかは気になるところですよね。ここでは、スポーツカーのオーナーが特に体感しやすいポイントに絞って整理していきます。
◆ 制動力の安定性が大きく違う
純正ブレーキも街乗りでは必要十分な性能がありますが、連続して強めのブレーキを使うと徐々に“効き”が落ちることがあります。これはブレーキが熱を持つことで起きるフェード現象というもの。
ブレンボはこの耐フェード性に優れており、熱が入っても効きが落ちにくく、何度踏んでも一定の制動力が出せるのが大きな強みです。
◆ キャリパー剛性の違い
一般的な純正は「浮動式キャリパー」が使われます。これはコストやメンテ性の面で優れていますが、踏力をかけたときにわずかな“撓み”があり、ブレーキの初期タッチが曖昧になることがあります。
一方ブレンボは対向ピストンの固定式キャリパーが多く、剛性が高いのがポイント。 そのため、
- 踏んだ瞬間のレスポンスが速い
- タッチが一定で調整しやすい
- コーナー進入時の姿勢が作りやすい
といった“運転のしやすさ”につながるメリットがあります。
◆ ローター径や材質の違い
ブレンボのキットはローター径が大きく設定されることが多く、放熱性も高められています。 ローターの大きさは制動力そのものにも影響するため、高速域からの減速では特に違いが出やすいポイントです。

総合的に見ると、ブレンボは「高負荷時に性能が落ちないブレーキ」であり、純正は「日常使いでは十分なバランス型」と言えます。
街乗りでブレンボにすると何が変わる?
「街乗りだけならブレンボは必要ない」と言われることがありますが、完全に“変化ゼロ”というわけではありません。 ここでは、日常の走行で感じられるポイントと、逆にあまり違いを感じない部分を分けて紹介しますね。
◆ 体感として変わるポイント
① ペダルタッチが安定する
気温や走り方によってブレーキのタッチが変わることがありますが、ブレンボのキャリパーは剛性が高いため、踏んだ量に応じて素直に制動力が出やすくなります。 街中のちょっとした停止・発進でも、「あ、踏みやすい」と感じる人は多いですね。
② 高速道路での安心感が増す
合流時やスピードが乗った状態からの減速で、ブレーキの“初期のつかみ”がしっかりしているため、安心感がアップします。
③ 雨の日のコントロール性が良い
濡れた路面でもブレーキの効きが素直に立ち上がりやすく、ガツンと効きすぎたり、逆に効かなかったりといったムラが少なくなります。
◆ 街乗りでは大きく変わらない部分
① 一発の制動力そのもの
実は「止まる力」自体は純正でも十分あり、急ブレーキ性能が劇的にアップするわけではありません。
② コスパ
街乗りの速度域では純正との差が体感しにくいため、費用対効果だけで見るとやや割高に感じる人もいます。
③ 日々のブレーキダスト
ブレンボは性能と引き換えにダストが増えることがあり、ホイールの掃除頻度は上がる場合があります。

このように、街乗りでもメリットはあるものの、最大の違いが出るのは「熱が入った状態」や「連続的なブレーキ」というシーンです。 そのため「普段は街中+週末にワインディング」という方は、特に違いを感じやすいタイプと言えます。
ワインディング・下り坂ではどう変わる?
街乗りでは差が出にくいブレーキも、ワインディングや長い下り坂になると一気に“性能差”が顔を出します。 特にスポーツカーでペースを上げて走る人にとって、この区間のブレーキ性能は安心感そのものと言ってもいいくらい大事なんですよね。
◆ 連続ブレーキでも効きが落ちにくい
ワインディングではコーナーごとにブレーキを使うため、ローターやパッドがどんどん熱を持っていきます。 純正の場合、この熱で「じわ〜っと効きが甘くなる」ことがありますが、ブレンボは耐フェード性能が高く、連続しても効きが落ちにくいのが大きな強みです。
特に下り坂では違いが出やすく、安心してペースを保てるのがメリット。 “うわ、効きが浅くなってきた…”という不安が減るだけで、運転の楽しさはぐっと増えます。
◆ ブレーキの戻りが早い=コーナリングが安定
もうひとつ大きなポイントは、ブレーキを離してからの姿勢変化が安定すること。 ブレンボはキャリパー剛性が高いため、踏力と開放のレスポンスが素直で、コーナーそのものが扱いやすく感じます。
例えばこんなシーンで差が出ます:
- コーナー手前で減速 → 車が安定した状態で旋回に入れる
- ブレーキを残しながら曲がる“トレイルブレーキング”がしやすい
- ペースを保ったまま、安心感を持って走ることができる
ワインディングを“ちゃんと走りたい派”の人には、このあたりのフィーリング改善はかなり魅力的です。
◆ 気持ちよく走れる=疲れにくい
連続ブレーキが安定すると、運転自体が楽になります。 「減速→旋回→立ち上がり」のリズムが崩れにくいので、集中力も持続しやすいんです。

一方で「たまに行く程度のワインディング」「ペースは控えめ」という人は、フルード交換やスポーツパッドのほうが体感しやすいケースもあります。
サーキット勢にブレンボが刺さる理由
サーキット走行になると、ブレンボのメリットは「体感できる」レベルではなく、“もはや必須”に近い性能差として現れます。 ラップタイムだけでなく、走行の安定性や安全性にも関わるため、純正ブレーキとは明確に次元が変わってくるんです。
◆ 2周目・3周目でも制動力が落ちにくい
サーキットはワインディング以上にブレーキに高負荷がかかり、1周走っただけでもローターが真っ赤になるほど。 純正ブレーキだと、2周目以降に「あれ?踏んでも止まらない…」というフェードが起きやすくなります。
ブレンボは高温域での制動力維持が非常に優秀で、連続周回でもタッチが一定。 「1周だけ速い」ではなく“安定して速い”走行ができるのが、サーキットユーザーが選ぶ最大の理由です。
◆ ブレーキング時の姿勢が安定する
固定式キャリパーの剛性と、熱によるタッチ変化の少なさによって、強いブレーキでも車が暴れにくいのが特徴。 高速からフルブレーキで進入するコーナーでは、この安定感が大きなアドバンテージになります。
とくにこんな車種で恩恵が大きいです:
- 車重が重いスポーツカー
- ハイパワーターボ車
- 純正ローター径が小さめの車
ブレーキが安定しているとステアリングの初期入力も決まりやすく、運転全体がスムーズになります。
◆ パッドの選択肢が豊富でセットアップがしやすい
ブレンボはアフターパーツメーカーも想定して製品展開しているため、用途別のパッドが豊富。 走るサーキットやタイヤのグリップに合わせて最適なセットアップができるのも魅力ですね。

サーキット走行では純正とブレンボの差は歴然ですが、 「街乗り中心の人」「ワインディングをたまに楽しむ人」には、まずコスパの高いアップグレードから試すのもおすすめです。
「ブレンボまでは不要だけど性能は上げたい」人向けコスパ最強アップグレード
ここからは、街乗り〜ワインディングユーザーに最も効果が出やすい定番アップグレードを紹介します。 キャリパー交換より手軽で、費用対効果がとても高いので「初めてのブレーキチューニング」にピッタリです。
◆ ブレーキフルードを変えるだけでタッチが良くなる
実はブレーキフルード(オイル)を交換するだけでも、ペダルタッチは大きく改善します。 純正フルードは性能が控えめなことが多く、熱が入ったときにタッチが“ふにゃっ”とする原因にも。
そこでおすすめなのが、信頼性の高いbrembo(ブレンボ)純正フルードです。
● brembo DOT4 プライム ブレーキフルード
街乗り〜軽いスポーツ走行まで幅広く対応。純正からのアップグレードとして最もバランスが良いモデルです。
● brembo DOT 5.1 プライム class 5.1
より高沸点で、ワインディング・高速走行が多い人向け。低温流動性にも優れており、冬でもタッチが安定します。
◆ 見た目だけ楽しみたい人は「耐熱キャリパーステッカー」もアリ
「キャリパー交換まではしないけど、雰囲気は出したい!」 そんな方には、耐熱キャリパーステッカーも人気の選択肢です。 見た目が手軽に楽しめるうえ、耐熱性があるので長く使えます。
● キャリパーステッカー(ブレンボ・耐高温)

このあたりは価格も手頃で、ブレーキのタッチ改善や見た目の変化を手軽に楽しめる人気アイテムです。 「まずはここから」という人にも向いていますよ。
それでもキャリパー交換したい人へ|どんな人にブレンボは必要?
ここまで「街乗り・ワインディング・サーキット」での違いを見てきましたが、最後に“どんな人ならブレンボキャリパーを選ぶ価値があるのか”を整理しておきますね。 結論から言うと、キャリパー交換は用途がハッキリしている人ほど満足度が高いです。
◆ ブレンボが特に向いている人
① サーキット走行をする人
これはもう圧倒的にメリット大。耐フェード性能・タッチの安定・コントロール性など、走行全体の質が大きく向上します。 「純正だと2周目から厳しい」という人は、ブレンボにすると本当に世界が変わります。
② 週末にワインディングをしっかり走る人
ペースを上げていくとブレーキの限界が気になってくるもの。 ブレンボは熱によるタッチ変化が少ないので、安心して走り続けられます。
③ 車重の重いスポーツカーに乗っている人
フェアレディZ、スープラ、RZ34、スカイライン系など、重量がネックになる車はブレーキ性能の恩恵が特に大きいです。
④ ホイールの隙間から見える“赤キャリパー”に惚れている人
見た目も立派なメリット。洗車したときにキャリパーがチラッと見えるだけでテンションが上がる…そんな楽しみ方も車好きならではですよね。
◆ ブレンボを付けてもあまりメリットがない人
- 街乗りしかしない
- 高速もほぼ乗らない
- ブレーキに不満を感じたことがない
- 予算を抑えたい(コスパ重視)
このタイプの方は、先ほど紹介したブレーキフルード+パッド交換のほうが圧倒的に費用対効果が高いです。 「まずはそこから」が正解ですね。
◆ キャリパー交換の注意点
① 交換費用が高め
工賃込みで10〜30万円ほど。車種やキットによって変わります。
② パッド・ローターの交換費用も上がる
消耗品の値段が純正より高くなるケースが多いです。
③ ブレーキダストが増えることも
ホイールが汚れやすくなるため、洗車頻度がやや増えます。

とはいえ、これらを理解したうえでも満足度は非常に高いカスタムです。 「走るのが好き」「運転そのものをもっと楽しみたい」という方には、強くおすすめできるアップグレードですね。
まとめ|ブレンボは“必要な人には最高”のアップグレード
ここまで、街乗りからサーキットまでシーン別にブレンボの効果を見てきました。 一言でまとめると、ブレンボは「誰にでも必要なカスタムではないけれど、刺さる人にはとことん刺さる」という存在です。
◆ 本記事のまとめポイント
- 街乗りだけなら純正でも十分で、劇的な違いは感じにくい
- ただしペダルタッチの安定性や安心感はブレンボのほうが上
- ワインディングや下り坂では違いがハッキリ出る
- サーキット走行ではほぼ必須級のメリットがある
- コスパを考えるなら、まずはフルード交換やパッド交換がおすすめ
個人的には、今の車に不満がないなら無理に変える必要はないと思っています。 ただ、「もっと車のポテンシャルを感じたい」「走ることそのものを楽しみたい」という人には、ブレンボは本当に満足度の高いパーツです。
ブレーキはただ“止まるための装置”ではなく、コーナリングの姿勢作りにも関わる重要なパーツ。 ちょっと良くなるだけでも、運転そのものがグッと楽しくなるんですよね。
ぜひあなたの走り方に合ったアップグレードを選んで、愛車とのドライブをもっと楽しんでくださいね。
あわせて読みたい
- 車高調は街乗りに必要?乗り心地とデメリットを徹底解説
- 吸排気チューニングの真実|ビッグスロットル・マフラー交換で失うトルクの理由
- ダブルウィッシュボーン vs マルチリンク|乗り心地を徹底比較
- 軽量化で速くなる?パワーウェイトレシオを改善する方法
- なぜスポーツカーはFRが多いのか?走りの本質を徹底解説
よくある質問
- Qブレンボに交換すると車検は通りますか?
- A
車種専用に設計されたキットであれば基本的に車検は通ります。 ただし、流用したキャリパーやブレーキバランスが変わる改造はNGの場合があるため、信頼できるショップに相談するのが安心です。
- Q街乗りだけならパッド交換だけでも効果はありますか?
- A
はい、十分に体感できます。 特に「初期制動が曖昧」「踏み始めがふわっとする」などの悩みがある方は、スポーツパッド+フルード交換だけでかなり改善します。
- Qブレーキフルードはどれくらいの頻度で交換すべき?
- A
街乗り中心なら1〜2年に1回が目安です。 ワインディングやスポーツ走行が多い人は、半年〜1年で交換するとタッチが安定しやすくなります。


※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。リンクを経由して商品を購入された場合、当サイトに報酬が発生することがあります。
※本記事に記載しているAmazon商品情報(価格、在庫状況、割引、配送条件など)は、執筆時点のAmazon.co.jp上の情報に基づいています。
最新の価格・在庫・配送条件などの詳細は、Amazonの商品ページをご確認ください。