はじめに
日産が誇るスポーツカーの名門、「フェアレディZ」。1969年の初代S30型から半世紀以上にわたり、多くのファンを魅了してきました。その最新世代にあたるのが、今回ご紹介する新型フェアレディZ(RZ34型)です。
このモデルが発表されたとき、多くのファンが「これぞZだ!」と歓喜したのを覚えている人も多いはず。なぜなら、現代的なシャープさの中に、初代やZ32といった歴代モデルの“Zらしさ”がしっかり息づいているからです。
この記事では、RZ34のエクステリアデザインに焦点をあて、歴代Zとの共通点やデザイン哲学をわかりやすくレビューしていきます。S30やZ32など過去モデルを愛する方はもちろん、「新型Zが気になる!」という方にも楽しんでもらえる内容です。
伝統を受け継ぎながらも、現代にふさわしく進化した新型Z。そのデザインの奥に隠されたメッセージを、一緒に探っていきましょう✨
歴代フェアレディZのデザイン変遷
フェアレディZといえば、世代を重ねても変わらない“走りの美学”を感じさせるデザインが特徴です。ここでは、新型RZ34に受け継がれるDNAを理解するために、これまでのZのデザイン変化を簡単に振り返ってみましょう。
| 世代 | 型式 | 登場年 | 主な特徴・デザインコンセプト |
|---|---|---|---|
| 初代 | S30型 | 1969年 | アメリカ市場を開拓するために誕生。ロングノーズ・ショートデッキの美しいシルエットに、ルーフを垂直に切り落としたカムテール(コーダトロンカ)が特徴的。スポーツカーらしい軽快さと上品さを両立していました。 |
| 3代目 | Z31型 | 1983年 | エンジンを直6からV6へ変更。サイズは拡大しましたが、シルエットは初代の流れを継承。閉じても半目を維持するパラレルライジングヘッドライトが時代を感じさせます。 |
| 4代目 | Z32型 | 1989年 | “手頃なスポーツカー”から脱却し、ピュアスポーツとして再定義。ロングノーズを廃し、キャビンフォワードでワイド&ローなフォルムに。未来的な流線デザインが高評価を得ました。 |
| 6代目 | Z34型 | 2008年 | ホイールベースを短縮し、俊敏な走りを実現。Z33型のコンセプトを引き継ぎつつ、リアは丸みを帯びた“デカチリ”デザインでボリューム感を演出しました。 |
こうして見ると、Zシリーズは常に“時代の最先端のスポーツカー像”を体現してきたことがわかります。ですが、どの世代にも共通して流れているのが、「ロングノーズ・ショートデッキ」×「美しいプロポーション」という不変のテーマ。

このデザイン哲学こそ、Zが“Zらしい”と呼ばれる理由なんです。次の章では、そんな伝統を引き継いだRZ34型が、どのように現代的に生まれ変わったのかを見ていきましょう!
RZ34型エクステリアの特徴と印象
ここからは、いよいよ新型フェアレディZ(RZ34型)のデザインを見ていきましょう。
見た瞬間に「おっ!」と思わせる、あの独特の存在感。実は細部まで“Zらしさ”が詰め込まれているんです。
フロントデザイン|レトロとモダンの融合
まず目を引くのは縦長のヘッドライトと大きなグリル。この顔つきは、初代S30型をモチーフにしています。
S30のライトは丸型でしたが、RZ34ではその“涙目のような印象”をLEDのラインで再現。どこか懐かしいのに、しっかり現代的。そんな絶妙なバランスに仕上がっています。
大きく開いた長方形のフロントグリルも、クラシックZを彷彿とさせるデザイン。
「ちょっとシンプルすぎる?」と感じる人もいますが、無駄をそぎ落とした結果として、この潔さこそが新型Zの個性なんです。
サイドビュー|引き締まったプロポーション
ボディ全体を見ると、Z34型よりもふくらみが抑えられ、よりスリーク(流れるような)でシャープな印象に。
リアフェンダーまわりの張り出しも控えめになり、軽快さとスポーティさが両立されています。
そして伝統のロングノーズ・ショートデッキスタイルは健在。ルーフからリアへ続くラインも美しく、走り出す前から「速そう」と思わせるプロポーションです。
リアデザイン|Z32を思わせる水平テールランプ
リアは、歴代Zの中でも人気の高いZ32型をオマージュしたデザイン。
水平基調のテールランプは、内部のLEDが3D的に発光し、夜間はまるで光が浮かび上がるような幻想的な表情を見せます。
ルーフラインはリアでスパッと切り落とされるカムテール形状。
これは初代S30型へのリスペクトでもあり、今の安全基準や空力を満たしながら“Zらしい”後ろ姿を実現しています。
また、テールまわりのデザインは“デカチリ”と呼ばれたZ34よりもコンパクト。
つまり、小尻でキュッと引き締まったリアに見せつつ、しっかりワイド感もあるという絶妙なバランスに仕上げられています。
全体の印象
RZ34は一見するとシンプルですが、じっくり見るほど深みがあるデザインです。
派手すぎず、しかしどこから見ても「Zだ」とわかる存在感。それは、過去モデルへの敬意と“今を走るスポーツカー”としての誇りが融合した証といえます。

次の章では、このRZ34に込められた「歴代Zとのつながり」を、もう少し深掘りして見ていきましょう!
歴代Zとのモチーフ比較
新型フェアレディZ(RZ34)は、単に「昔のデザインを真似した」わけではありません。
それぞれの世代の魅力を“現代的に再構築”し、ひとつのスタイルとしてまとめ上げています。ここでは、歴代モデルとの共通点を具体的に見ていきましょう。
| 対象世代 | 共通点 | 現代的アレンジ |
|---|---|---|
| S30型(初代) | カムテール、ロングノーズ・ショートデッキのシルエット | ルーフ後端をスパッと切るカムテールを復活。安全基準に合わせて全体をやや厚めに設計しつつ、LEDライトで低く見せる工夫がされています。 |
| Z32型(4代目) | 水平テールランプ、流れるようなリアライン | LEDによる立体的な発光デザインでZ32をオマージュ。奥行き感のある光り方が特徴で、夜の存在感は抜群です。 |
| Z34型(6代目) | 骨格デザインを継承、フェンダー形状の張り出し | プラットフォームを共通化しつつも、ボリューム感を抑えて軽快でシャープな印象へ。より洗練された造形に進化しています。 |
こうして見ると、RZ34は歴代Zの「名シーンの総集編」のような存在。S30の原点回帰とZ32の近未来感を両立し、Z34の力強さでまとめ上げたデザインといえます。

つまり、“Zらしさ”とは単なる懐古ではなく、「時代ごとに最も美しいスポーツカーを追求する姿勢」そのもの。RZ34はその精神を、令和の技術と感性で表現したモデルなのです。
現在の市場状況とファン心理
新型フェアレディZ(RZ34)は、発売から間もなくして大きな注目を集めました。
しかし残念ながら、現在(2025年10月時点)でも新規オーダーは停止中。半導体不足や生産体制の遅れが影響しており、納車まで1年以上待ちという声も珍しくありません。
それでも、この車への人気は衰えるどころか、むしろ時間が経つほどに熱を帯びている印象です。
理由はシンプル。見た瞬間に「これぞZだ」と感じるデザインへの共感があるからです。
SNSをのぞくと、オーナーやファンからはこんな声が聞こえてきます。
- 「S30の面影がしっかり残っていて感動した」
- 「Z32のテールが復活して涙が出た」
- 「最近の車でここまで“手で描いたような曲線”が見られるのはZくらい」
このように、RZ34は単なる新型スポーツカーではなく、世代を超えて“Zファンの記憶”をつなぐ存在として受け入れられています。
とくに40〜50代のZオーナー経験者が「もう一度Zに戻る」と語るケースも多く、デザインの完成度がいかに高いかを物語っています。
また、若い世代からも「純ガソリン車最後のZ」として注目されており、EV化が進む中で“内燃機関スポーツの象徴”という価値も高まっています。

新型フェアレディZは、単に過去を懐かしむためのクルマではありません。
“Zらしさ”という伝統を守りつつ、未来へと走り出す――そんな強いメッセージを感じさせてくれる1台なのです。
まとめ
新型フェアレディZ(RZ34型)は、まさに“伝統と革新の融合”という言葉がぴったりの1台です。
初代S30型のカムテールやロングノーズ・ショートデッキという原点を受け継ぎながら、Z32の流麗なリアデザインやZ34の力強さを取り込み、現代的に再構築しています。
つまりRZ34は、「昔のZを再現した車」ではなく、「Zという概念を令和にアップデートした車」なんです。
無駄を削ぎ落としたデザインと、どこから見ても“Z”と分かる存在感。その両立こそが、日産デザインの真骨頂と言えるでしょう。
また、ファンの間では「これぞZの正統進化」と高く評価されており、半導体不足による受注停止中にもかかわらず、人気は衰える気配がありません。
それだけ、このクルマが放つ“本物のスポーツカーらしさ”が人々の心を掴んでいる証拠です。
時代がどれだけ変わっても、“走る歓び”を大切にするZの魂は健在。
RZ34は、そのスピリットを令和の街に再び刻み込んだ、まさにフェアレディZの集大成といえるでしょう。
この記事を読んで「やっぱりZっていいな」と思った方は、ぜひ一度実車を見てください。
その瞬間、あなたもきっと「Zの世界」に惹き込まれるはずです✨
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よくある質問
- Q新型フェアレディZ(RZ34)は完全新設計なの?
- A
プラットフォーム自体は先代Z34の改良型を使用していますが、ボディ剛性・足回り・エンジン・デザインのすべてが刷新されています。
日産の公式説明でも「実質的なフルモデルチェンジ」とされており、まったく別物の乗り味になっています。
- QZ32のデザイン要素ってどこにあるの?
- A
一番のポイントは水平基調のテールランプ。Z32の象徴的なリアデザインを現代風に再現し、LEDの3D発光によって立体的な輝きを実現しています。
また、リアまわりの低く流れるフォルムもZ32へのオマージュです。
- Q新型Zは今、注文できないの?
- A
残念ながら2025年10月現在、新規オーダーは停止中です。
生産体制や半導体の供給問題が影響しており、日産公式でも再開時期は未定とされています。
ただし、中古市場では少数ながら新古車・登録済未使用車が出回っており、早く手に入れたい人はそちらを検討するのもアリです。


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