はじめに
「最近、走るのが楽しい車って減ったよね」――そんな声を耳にしたことはありませんか?
SUVやEVが主流になり、静かで速いクルマが当たり前になった今の時代。
そんな中で、マツダがあえて時代の流れに逆らって作り続けているのがこの 「NDロードスター(MAZDA ROADSTER)」 です。
馬力よりも“軽さ”にこだわり、電子制御よりも“人の感覚”を大切にしたこのクルマは、
まさに「運転する楽しさ」を再確認させてくれる一台。シンプルで、無駄がなくて、でも驚くほど心を動かす──。
この記事では、そんなNDロードスターの走行性能・デザイン・装備を実際のレビューとともに紹介しながら、
「なぜ今この車を選ぶべきなのか?」を徹底的に掘り下げていきます。
MT車に興味がある人、2シーターオープンに憧れている人、そして“走ることが好き”なすべてのドライバーへ。
読後には、きっとあなたもハンドルを握りたくなるはずです🚗✨
NDロードスターとは?開発思想と時代背景
まず知ってほしいのは、NDロードスターが「ただの小型オープンカー」ではないということ。
このクルマには、マツダがずっと守り続けてきた“人馬一体(じんばいったい)”という思想がぎっしり詰まっています。
マツダは「クルマは単なる移動手段ではない。走ることそのものを楽しむものだ」と考えており、
NDロードスターはその理念を最も純粋な形で体現したモデルなんです。
開発のテーマは「軽い・シンプル・楽しい」。
最近のスポーツカーが電子制御やパワー競争に走る中で、NDはあえてその“逆”を選びました。
- 車重はわずか990kg(1トン未満)という驚異的な軽さ
- 50:50の理想的な重量配分とFRレイアウト
- そして「ドライバーの感覚」に直結する自然な操作フィール
結果として、スペックでは語れない「心地よさ」が生まれました。
それはまるで、自分の体の一部のように動く、そんな感覚。まさに人馬一体です。
一方で、SUVやEVが人気を集める現代において、こうした「軽くて小さいスポーツカー」を作り続けるのは、
ビジネス的には決して楽なことではありません。燃費規制(CAFE規制)や環境負荷の問題もあり、
このタイプの車は年々減少傾向にあります。
それでもマツダは、“クルマを操る楽しさ”という文化を絶やしたくない――。
そんな想いからNDロードスターを世に送り出したのです。

つまりNDは、ただの「車」ではなく、マツダが守り抜いた哲学の結晶。
だからこそ、多くのドライバーが今もなお「この車が好き」と語るんですね😊
走行性能レビュー|“軽さ”が生む操る楽しさ
アクセルを軽く踏んだ瞬間、「あ、これだ」と思わず笑ってしまう──。
NDロードスターに乗った人なら、きっと誰もがそう感じるはずです。
エンジンは1.5リッターで、最高出力は132馬力。
数値だけ見れば、決して“ハイパワー”なスポーツカーではありません。
でも、このクルマの本当の魅力は「馬力ではなく、軽さで走ること」にあります。
車重はわずか990kg。それはまるで「自分の体を動かしているような軽快さ」。
ハンドルを少し切るだけでスッとノーズが向きを変え、
アクセルを踏めば、エンジンの鼓動とともに身体全体がリズムを刻むように動き出します。
NDロードスターのハンドリングは、まさに“人と車がひとつになる”感覚。
FRレイアウト+50:50の重量配分が生むバランスの良さは、コーナーを抜けるたびに笑顔がこぼれるレベルです。
ステアリングは軽く、まるで手のひらで路面を感じ取るような繊細さ。
一方で、スピードを上げても不安定にならず、路面をしっかり掴む安心感もあります。
この「軽やかさと安定感の両立」が、NDロードスターが“最高のドライバーズカー”と呼ばれる理由なんです。
MT初心者にもやさしい操作感
NDロードスターは、マニュアル車に久しぶりに乗る人にもおすすめ。
クラッチの繋がりが分かりやすく、ペダルの重さもちょうどいいんです。
- ヒルホールド機能:坂道発進時に3秒間ブレーキを保持してくれる
- エンスト再始動機能:エンストしてもクラッチを踏めば自動再始動
つまり、「MTに挑戦したいけど不安…」という人でも安心して運転できる設計なんです。
この“やさしさ”も、NDロードスターが長年愛されている理由のひとつですね。
ライバルとの比較:86より「軽さで曲がる」
よく比較されるのがTOYOTA 86(現GR86)。
86が「パワーで振り回す楽しさ」だとすれば、ロードスターは「軽さで曲がる楽しさ」。
86は速く走ることに重きを置いた“スポーツクーペ”。
一方のNDロードスターは、日常のスピードでも十分楽しい“ライトウェイトスポーツ”。
つまり、スピードよりも感覚を楽しむクルマなんです。

サーキットを攻めるのもいいですが、ロードスターは「ただ街を流すだけ」でも幸せになれる。
夕方の海沿いの道をオープンにして走るだけで、人生が少し豊かになるような気がします🌇
ND3(2024年改良)で進化したポイント
登場から10年近く経ったNDロードスターですが、2024年のマイナーチェンジ(通称:ND3)で大きく進化しました。
基本のデザインや走りの楽しさはそのままに、使いやすさと快適性がぐっと向上しています。
① テクノロジーが刷新され、より現代的に
まず注目すべきは灯火類のフルLED化。
ヘッドライトもテールランプもすべて新デザインとなり、クラシックなシルエットを保ちながらも、現代的なシャープさを手に入れました。
そしてインフォテインメント系も一新。
旧モデルでは少し時代を感じたナビシステムが、ついに第7世代の「Mazda Connect」にアップデート!
グラフィックやレスポンスが格段に良くなり、操作感がとてもスムーズになりました。
さらに、音声アシスタントとしてAmazon Alexaを新採用。
「アレクサ、近くのカフェを探して」と話しかけるだけでルートを表示してくれるなど、
画面タッチ非対応というマツダナビの弱点をしっかりカバーしてくれています☕
② 長距離ドライブも快適に
マイナーチェンジ後のND3では、待望のMRCC(マツダ・レーダークルーズコントロール)を搭載。
前の車との距離を自動でキープしてくれるので、高速道路の長距離移動がとてもラクになりました。
60km/h以上で6速に入れたまま巡航できるのも嬉しいポイント。
「軽いクルマ=疲れやすい」というイメージを見事に覆す進化です。
③ 内外装の完成度がさらにアップ
外観は従来の美しいプロポーションを維持しつつ、細部の質感が向上。
どの角度から見ても“永遠に古びないデザイン”と言える完成度です。
内装では、上級グレードに採用されるナッパレザーシートやベージュカラーインテリアが登場。
柔らかな色合いとボディカラーの組み合わせが絶妙で、乗り込むたびにちょっとした高揚感を味わえます。
さらに、オーディオはおなじみのBoseサウンドシステムを採用。
ヘッドレスト部分にもスピーカーを内蔵しているので、オープン時でも音がクリアに届くんです。
屋根を開けて音楽を聴く──それだけで、もう最高のドライブですね🎶
④ 全体の完成度が“熟成”の域に
ND3は単なる小改良ではなく、「完成されたロードスター」をさらに磨き上げたモデル。
走り、快適性、デザイン、テクノロジー…どれを取ってもバランスが取れています。

これまでのNDオーナーが試乗しても「これ、同じ車?」と驚くほど、全体が洗練されています。
まさに“成熟したライトウェイトスポーツ”という言葉がぴったりの進化です。
デメリットと注意点|買う前に覚悟すべきこと
ここまでべた褒めしてきたNDロードスターですが、もちろん完璧ではありません。
むしろ“割り切れるかどうか”が、このクルマを選ぶ上での最大のポイントです。
① 実質1人乗りのクルマ
まず知っておきたいのは、同乗者の快適性があまり高くないということ。
ドライバーにとっては天国でも、助手席の人にとっては少し窮屈に感じるかもしれません。
また、オープン走行を楽しめる季節は意外と限られています。
春や秋の夕暮れは最高ですが、夏は日差しとの戦い、冬は寒風との勝負。
それでも「この瞬間のために乗るんだ」と思える人なら、間違いなくハマります🌇
② 収納スペースはほぼゼロ
ロードスターに広い収納を期待してはいけません。
グローブボックスがなく、ドリンクホルダーも工夫しないと使いづらい位置にあります。
荷物を積みたい人は、助手席を荷物置き場として使うのが現実的です。
トランクもコンパクトで、ゴルフバッグやスーツケースは入りません。
ただし、ちょっとしたドライブ旅行や日帰りツーリングなら十分。
「荷物より体験」を重視する人にピッタリです。
③ 乗り心地と姿勢には慣れが必要
シートのリクライニング機能がほぼなく、低めのポジションで固定されます。
身長が高い人(180cm以上)は、幌を閉めると少し頭が当たるかも。
また、運転姿勢がわずかに右にねじれるため、長距離では腰が疲れる人もいます。
とはいえ、これらも「ドライビングを楽しむための設計」と考えると納得できます。
座った瞬間から、ステアリングとペダルの位置が絶妙に揃っているので、
走り出すと不思議と気にならなくなるんです。
④ 維持費と燃料代は少し高め
燃費自体はリッター17km前後と悪くありません。
ただし、1.5Lエンジンながらハイオク指定なので、燃料コストはそれなりにかかります。
年間の維持費を考えると、他の1.5L車より少し多めに見積もっておくと安心です。
💡愛車を長く綺麗に保つために
NDロードスターはコンパクトで低いボディのため、
花粉・黄砂・紫外線・鳥のフンなどの影響を受けやすいクルマです。
屋根付き駐車場がない場合は、ボディカバーで守るのが必須です。
特におすすめなのがこちら👇
【純正を超えた】趣味職人 ボディカバー
👉 Amazonで見る | 楽天で見る
耐久性・フィット感ともに高評価で、NDロードスターのシルエットを崩さずにしっかりガード。
実際、屋外駐車派のオーナーからも「純正より品質がいい」と人気のアイテムです✨

デメリットを理解した上で、こうした対策をしておけば、
NDロードスターは“最高の相棒”として長く楽しめます。
NDロードスターは誰に向いているか
NDロードスターは、誰にでもおすすめできる車ではありません。
でも、“刺さる人にはとことん刺さる”タイプの一台です。
ここでは、実際にこのクルマを選んで幸せになれる人の特徴を挙げてみましょう。
① 運転そのものを楽しみたい人
NDロードスターは、通勤や買い物などの「移動手段」として乗る車ではありません。
目的地よりも「走っている時間そのもの」を楽しむためのクルマです。
アクセルを踏んで、ハンドルを切って、クラッチを繋ぐ――。
そんな何気ない操作に“心地よさ”を感じられる人にとって、
ロードスターはまさに最高のパートナーになります。
② コンパクトで扱いやすいスポーツカーが欲しい人
「スポーツカーは速すぎて怖い」「駐車が大変そう」
そんな不安を持っている人にもNDロードスターはぴったり。
全長はわずか4m以下、最小回転半径も小さいので、
取り回しがラクで日常使いも意外と快適なんです。
しかも車幅がコンパクトだから、狭い路地や立体駐車場でもストレスなし。
“軽快で気楽に乗れるスポーツカー”というジャンルでは、今や唯一無二の存在です。
③ 「所有感」や「相棒感」を大切にする人
NDロードスターは、乗るたびに「やっぱりこのクルマ好きだな」と思わせてくれます。
それは単にデザインが美しいからではなく、ハンドルを握った瞬間に感じる“しっくり感”のせい。
ドアを閉める音、エンジンの鼓動、視界の低さ――すべてがドライバーに寄り添うように設計されています。
まるで相棒のように、自分の感情に合わせて走ってくれる。そんなクルマです。
④ 実用性よりも「気持ち」を重視する人
2シーターで収納も少なく、燃費も特別いいわけではない。
それでもNDロードスターを選ぶ人が多いのは、
「実用性を超えた感情の満足」があるからです。
屋根を開けて風を感じるだけで、不思議と嫌なことが吹き飛ぶ。
そんな時間を買えるクルマって、なかなかありません。

つまりNDロードスターは、
「便利な車」ではなく「人生を彩る車」。
運転を“趣味”として楽しみたい人にこそ、最高の選択肢なんです😊
まとめ
NDロードスターは、今の時代では少し“異端”かもしれません。
大きなディスプレイも、派手な馬力も、豪華な装備もない。
けれど、その代わりに手に入るのは、「クルマを操る楽しさ」という唯一無二の体験です。
軽くて、素直で、思い通りに動く。
それだけで、ドライブが驚くほど楽しくなる。
この感覚を味わえるクルマは、もうそう多くは残っていません。
ND3(2024年改良)でテクノロジーと快適性も向上し、
いよいよ「完成されたロードスター」と言える仕上がりになりました。
見た目の美しさだけでなく、日常の小さなドライブにまで喜びを与えてくれる存在――。
もしあなたが「走ることが好き」なら、NDロードスターはきっと応えてくれます。
通勤でも、休日のドライブでも、“ハンドルを握るたびに心が動く”──そんな時間を与えてくれるでしょう。
そして何より、こうした純粋なガソリンMTスポーツカーを
新車で手に入れられる時代は、そう長くはないかもしれません。
だからこそ、「いつか」ではなく“今、乗ってほしい”一台なんです。
もし「実際のグレードや価格も知りたい」と思ったら、
公式サイトで最新の情報をチェックしてみてください👇
MAZDA公式:ROADSTER グレード・価格一覧はこちら

NDロードスターは、便利さよりも「心」を大切にするドライバーにこそ似合います。
このクルマに出会えたら、それはきっと、あなたのカーライフが変わる瞬間です✨
あわせて読みたい
NDロードスターが気になった方は、こちらの記事もおすすめです👇
- 「車は軽ければ良い」は本当か?重量による運動性能・安全性への影響を徹底解説!
- 【驚き!!】マフラー交換で遅くなる!? その意外な理由を徹底解説!
- 【要注意】知らぬ間にやりがちな違法改造7選|罰金・点数・車検NGの危険を徹底解説!
- 【復活確定!?】スズキ新型カプチーノ2026年デビュー|最新スペック予測と開発の裏側
- なぜアメ車は今もOHV?古くて新しいエンジン構造の秘密とその理由を徹底解説!
よくある質問
- QNDロードスターはATでも楽しい?
- A
はい、ATでも十分に楽しめます!
NDの6速ATは変速レスポンスがとても自然で、アクセル操作にしっかり反応してくれます。
街乗り中心の方や、渋滞が多い地域ではATのほうがむしろ快適です。
ただし、「運転そのものを味わいたい」「自分で操る感覚を楽しみたい」ならMTが断然おすすめ。
クラッチの軽さとシフトフィールの心地よさは、ぜひ一度体験してみてほしいです😊
- QNDロードスターRF(電動ハードトップ)との違いは?
- A
NDロードスターRFは、電動式のハードトップを採用したモデルで、静粛性と上質感が特徴です。
屋根を閉めるとまるでクーペのようで、高速道路の風切り音も少なく快適。
一方で、重量が約50kg増えるため、走りの軽快さではソフトトップのNDに軍配が上がります。
「オープンの爽快感を重視するならND」「見た目の完成度や静かさを求めるならRF」
という選び方がベストです。
- Q維持費は高いですか?
- A
実はそれほど高くありません。
税金や保険料は1.5Lクラスの一般的な乗用車と同程度。
ただし、ハイオク指定なので燃料費は少し上がります。年間維持費の目安としては、10〜15万円前後が一般的。
オイルやタイヤ交換の頻度を守れば、トラブルも少なく、コストパフォーマンスはむしろ高い部類です。また、ロードスターは中古市場でも人気が高く、リセールバリューも良好。
「売っても価値が残る車」という意味でも、長期的には安心できますね✨


※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。リンクを経由して商品を購入された場合、当サイトに報酬が発生することがあります。
※本記事に記載しているAmazon商品情報(価格、在庫状況、割引、配送条件など)は、執筆時点のAmazon.co.jp上の情報に基づいています。
最新の価格・在庫・配送条件などの詳細は、Amazonの商品ページをご確認ください。